トミーテックが出してる1/12銃器のプラモデル。
なかなか面白くて気に入ってるんですけど、若干持て余していたところがあったので、
ダラけついでにちょっと腰を据えて遊んでみようかな、と。
まず面白いところなんですけど、
たとえばここに素のSCARがあるじゃろう?
マガジンを外したりストックを畳んだりできる、芸コマな玩具的要素が面白い。
パーツ分割も実銃のユニット風になってて、バレルだけ別パーツだったりとかします。組んじゃうと見えなくなるのに。
その辺がこう、ミニチュア嗜好的にツボを突いてくる感じと言うか。。
あと付属品でアタッチメントやらなんやらを好みの構成に出来るようにもなってて、着せ替え要素的な楽しさもあり。
上のはロングバレルとACOGスコープ。延長したストックに組み替えたパターン。
余剰パーツもなんか部品的なイメージで飾っておけるのも良い。
極めつけは他の銃の付属物と互換性があるところ。
アタッチメント用のレールのサイズが揃ってるので、モデルガンさながらにパーツの付け替えが楽しめます。
上のはダットサイトとフォアグリップを追加してみた状態。
難点としては、なにしろ1/12っていう非常に小さいサイズで、さらに小さい部品も多いしで、パーツ数に比べて組み立て
るのが意外とタイヘンで気も使うってトコロですかね。
とはいえ、パーツの合いはかなりいいので、ゆるいところだけ接着剤使って、あとはパチ組みで問題ない程度。
他にはまあ、さすがに成型の精度には若干のムラがあって、別の銃にパーツを移植しようと思うと少し削らないと嵌らなかったり、逆に太らせないといけなかったりするところがあるのがやや難かも…。
あと成型色でも色分けできてるので、無塗装でもそこそこ見映えするのがお手軽でよいですね。
そんな感じで、面白い玩具なんですけど、まあそれだけというか。
数が揃ってくると並べてニヤニヤできるんですけど、やっぱ小物類は可動フィギュアと絡めて楽しめるってのがウリ、というかそれ目当てで買ったりしているわけで。
一応figma用の持ち手グローブパーツが出てはいるんですけど、なんかサイズあってなくてまともにグリップできなかったり、結構しょんぼりな感じで、いまひとつ持て余していた。
というトコロでした。
そんな中、最近出た素手の持ち手パーツセットがなかなかサイズピッタリで良い感じだったので、ここぞとミリタリー系が合いそうなガルパンfigmaと組み合わせてみました。
figmaの可動範囲じゃ正直厳しいかな?と思ってたのが、意外なほどしっかり構えられてこれは…ありがたい…。
ホラ!めっちゃ狙えてる。
いいじゃん!いいじゃん!!
ストックもかなり良い具合に肩に付けられてて満足度が高いですぞ。
あとヘッドホンが何気に射撃用のイヤーマフみたいに見えるところも高ポイントかなって。個人的に。
そんな感じで、華さんにはM24持たせてみる。
あぁー、ええやん……。
そのまんまだとグリップが太すぎてまともに握れないんですけど、手首の方を温めてやればそこそこ保持できる感じにはなります。
砲手キャラなおかげで射撃姿勢が実に良く馴染む……。
M24は、学生の頃遊びまくっていたBF2ってゲームで大変お世話になったので、ちょっとした思い入れみたいなのがあったりします。
ちなみにこのキットもバレルが別パーツになっていたり、スコープが着脱・組み換えできたりするんですが、一番面白いところはボルトアクションが再現できちゃう(!)ところですね。
こう、"ジャキッ!"っと。(薬莢は飛び出ないけど )
伝わんないかなーこの楽しさ……。
さらにスポッター用の観測スコープまで付いてるロマン仕様…。
とりあえず沙織さんとバディ組ませてみる。
楽しすぎるだろコレ!
こう、狙撃陣地っぽい感じのオブジェクトがあればよかったんだけど、とりあえず机と椅子でバリケード。
でもこれはこれで、キャラとか作品イメージ的にはアリかなって。
もっと色々小物配置してジオラマ構築したくなりますなぁ。
観測手ならカービンかなってことで、なんとなくMK-18とか。
二次創作的な感じで、誰にどんな銃が似合うか、とか考えるのも楽しいよね。
さおりんは女子力高いので銃にも色々デコレーションしてくれそうな気がするぞ。
近接用のアイアンサイトにスコープのっけて、レーザーサイトとフラッシュライトにフォアグリップまで付けちゃう!
…あとで「やだもーこれちょっと重スギィ!」とか言いそう。
なんか、キャットシットワンでそんなシーンがあったような気がするな。
分隊長は火力が命。
冷泉さんは小柄だし、CQB的にMP7なんかいいんじゃないかな!
ダットサイトとサプレッサー付けて特殊部隊風にして…。
こう、身体につける装備の方もなにか欲しくなりますねこれは。
秋山さんは、まあAT兵だよね。
戦車に詳しいということは、その壊し方もよく心得ているということだ…。
「実際のところ随伴歩兵のない戦車なんて鴨葱のようなものでありますよ!」
…しかし成型色が黒だと、写真撮るのに背景まで黒にしちゃったのは失敗でしたね。
ちなみに拳銃系の商品も出てるんですけど、ホールドオープンした状態のパーツまで付いてて、なんと言うか…
痒い所に手が届く孫の手のような心遣い。
「おっP226ですね!ダブルカラムマガジン採用で15発+1の装弾数を誇り、水につけても確実に作動する耐久性から米海軍のSEALsをはじめ各国特殊部隊に採用されているこの名拳銃を選ぶとは、さすが冷泉殿!」(Wikipediaの知識)
「こんなもんはな、撃てて当たりゃいいんだよ」(作品違い)
そんなこんなで、ミニチュアって楽しいよねって話。
特に数揃ってくると、並べとくだけでもなんともいえない満足感があるというか。
いつのまにか今後の展開がなかなか楽しみなシリーズになってました。
個人的には東側をもうちょっと強化していただきたいところ。
AKSはなんかしら立体物欲しいなぁって。あとアバカンとか、VSSなんかもいいよね…。
PSO-1スコープの付け替えとか楽しそう。